諦めの美学

こんばんは。ただの大学生です。

諦めの美学。ちょっとかっこつけたタイトルつけちゃったんですが、自分にとって大きな発見でした。

早速ですが適当に書いていこうと思います。

 

前に書いたんですが、自分は鬱状態が1年半くらい続いてます。そんななかで色んなことを学びました。

特に恐怖に負けないで前に進まなきゃ行けないことに気づいたのが自分にとって1番大きな影響を与えていると思います。

では恐怖に負けないで前に進む、これってどんな事なんでしょうか。

自分は、とにかく頑張って色々な事をやってみたり、自分から経験することだと思ってました。

でもそれって違うんだ、ってことに最近読んだ本で気づきました。それが「やらないことリスト」という本です。ちなみにブログを始めたのもこの本がきっかけです。

この本にはいかに楽をして生きるか、力を抜いて生きるか、的なことについて書かれています。多分。間違ってたらすみません。

まあそんな感じでとにかく楽に生きることの素晴らしさを教えてくれた訳なんですが、これが自分にとってはすごく良かったんですよね。

なんていうか、他人とか自分じゃどうしようも無いものに期待しても無駄なんだなーとか、人生って死ぬまでの暇潰しだなーとか、元々色々なものを諦めちゃえばすんごい楽なんですよね。

そしてこんな感覚で生きてみると、素の自分をどこでも出せるんですよね。だって相手にどう思われてもいいし、好かれようなんて期待してないんですからねー。自分らしく自分の世界に自分が中心で生きてる感じがして、久しぶりに現実感を味わえました。

何より、純粋に凄いなと思ったのは、不安感に支配されないことです。今までは不安を忘れていても、その忘れていることに気づくと、すぐにまた不安で心が覆われていたんですよ。でも人生って暇つぶしだなーって思ってたら襲ってこないんですよね。なんでかって言うと、その不安に対して抵抗してないからです。

僕らって不安が襲ってきたらやっぱり本能的に抵抗しちゃうもんだと思います。それって元を辿れば「この状況をなんとかしなきゃいけない」っていう前向きな気持ちからくるんじゃないかと自分は思います。そこをあえて捨て去ること、つまり端から色々なことに期待しないことで、そもそも不安になる必要が無いって感じになります。説明がムズいんですけど。聞き流すくらいでおねがいします。

まあはじめは新しい価値観に脳みそがかなり抵抗してたんですけど、慣れちゃえば最高ですね。素で生きてると久しぶりに五感をフルに感じられます。

そしてこれが前に進んでいるかいないか、ってことなんですが、自分は大きな進歩だと思ってます。あんだけ辛かった状況から抜け出せるヒントだし、ひっさしぶりに自分のオリジナルな人生って感じがするんでこれはもう進歩以外の何物でもないですねー。

諦め、最高。期待しない、最高。

ただ、自己中と諦めは別物だと思うので感謝をちゃんと伝えたり、ってのは大事だと思います。あくまで人に迷惑はかけずにてきとーに過ごす。

皆さんも背負ってるものが大きくてプレッシャーになってたり、人の目を気にしちゃうならこの本を読んでみてください。ぜひ。それではー。